「小学生でつめた銀歯は,50代で抜歯になることが多い」
その間,2〜3回治療をして抜歯へ至るという調査結果が出ているからです。子供の虫歯予防は,虫歯を作らない,痛みを経験させたくないという目先の目的もありますが,大人になって歯が無くならないということに大きく関係しています。
世界のいろんな研究から子供の予防歯科は,簡単で効果がとても大きいと言われています。その理由は複雑に治療がされていないので単純にやった効果がでます。子供でもたくさん治療してあるとこの効果は半減します。なる前に防ぐ取り組みが本当は大事です。
子供で虫歯にならない
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20代でも虫歯がない
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たとえ30,40代で虫歯ができたとしても,少しの治療でいいので年齢を重ねても歯を抜くような状態にはならない。
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50代以降,何もしていない人とはっきり差が出てくる。それは,入れ歯か自分の歯かという形で。
子供だけで歯医者好きにはなれません。もしお母さんが歯医者嫌いなら,何故嫌いになったか考えてみてください。何故でしょう?多くの場合,怖い経験をしたり,痛い思いをしたりしていませんか?つまり,そんな嫌われやすい歯医者でも,怖い経験をさせなかったり,痛い思いをさせなかったりすると子供は決して嫌いになりません。これには,親御さんの協力が必要なのです。よろしくお願いします。
「言うこときかんと注射してもらうよ!」「歯を磨かん子は,歯医者に連れて行くよ!」←これはいかんです。大人の軽いおどしが子供には、「歯医者は怖いところ,痛いところ」というイメージが植えつけることになります。ぜひ,気をつけてください。
仕上げ磨きをするする時に「歯医者さんしよう。」と言ってください。また,子供が治療を受けているところを見せるのも効果があります。お友達の子供が治療できるなら,それを見せるのも効果的です。歯医者さんは「歯をキレイにするところ」「バイ菌をやっつけるところ」というイメージを子供に持たせてください。私たちも最大限努力し皆さんをサポートします。
「今日は見るだけ」とか「注射はしないよ」と約束をしてあげたいところですが,歯の状況でかわります。安易な約束は,子供に嘘をつくこととなり,不信感が生まれます。
途中で泣いたとしても,グズッっても終わったら大げさと思うくらいにめいっぱい褒めてあげてください。ご褒美は物で与えなくても「よくがんばったね」「上手にできたね」という言葉や本を読む,一緒に遊ぶなどで十分です。誰でも褒められるとうれしいものです。特にお父さん,お母さんに褒められるうれしくて,次はもっと上手にできるようになります。
最初にも書きましたが,子供の虫歯を「どうせ永久歯に代わるから」と放置する親御さんがいます。これは間違いです。乳歯に虫歯がある=永久歯にも虫歯ができます。乳歯に虫歯があると口の中には虫歯菌がいっぱいある状態です。そこへできたてホヤホヤの永久歯が生えてくるのです。そりゃひとたまりもありません。乳歯も存在に意味があります。大切にしてください。